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    あったか〜い電気毛布 2004年1月 第16号  
  電気毛布愛用者の方、快適な布団内温度をご存じですか?温度の上げすぎは体に負担ですよ!

コタツに一旦入ると寒いところに出るのがおっくうで…という方、多いですよね。コタツから離れられないコタツ族は、就寝時間になっても寒い寝室、冷えた布団を想像すると、ますます離れられなくなってしまうでしょう。せめて暖かい布団が待っていてくれれば…ということで電気毛布を愛用している方もいらっしゃることでしょう。足元が冷えて眠れないという女性には特に重宝がられていることと思います。

一見、地味な電化製品である電気毛布も、掛け敷きはもちろん、頭寒足熱に寝床内温度を調節するもの、特に足の冷える人には足元ポケットがついているもの、またダニハンターなる機能がついていたり、室温の変化によって温度を調節するものもあります。洗濯機で洗えるなんてあたりまえの機能です。そして、手ごろな価格で愛用者がいるのもうなずけます。

しかし、電気毛布愛用者の方、あるいはコタツの中で朝を迎えるコタツ族の方、毎朝快調に目覚められますか?“どうも寝たりない”、“疲れがとれずにだるさが残る”、“肌に張りがない”と感じたことはないでしょうか。

図 体各部の温度の1日間の記録右のグラフは、8人の成人女性にTシャツ・短パンといった軽装で、体各部の温度を約1日間記録したものを示しています。室温は、この服装で暑くも寒くもないように調節しているため、就寝中も布団を使用していません。

図の上3本と下3本の温度がおおよそ反対の上昇下降をしています。つまり、核温に分類される直腸温度、胸部・頭部の皮膚温は夜間低くなり、日中上昇を始めていますが、手足の皮膚温は夕方遅くから上昇を始め、早朝には下降しています。睡魔におそわれたとき、手足がボーっと暖かくなっていることを経験したことはないでしょうか。これは四肢末梢の血管を拡張して皮膚から放熱し、核温・脳温をクールダウンして休息モードに入るための生理現象なのです。

さあ、ここで手足からの放熱ができなかったらどうでしょう?皮膚温が36〜37℃にまで上昇すると汗をかき体温を下げようとする反応が起こりますが、電気毛布やコタツで体が覆われていると、設定温度によっては有効に体温を下げることができなくなります。これにより十分な休息感が得られないばかりか、軽い脱水状態になるため心臓への負担も起こってしまうのです。

これまでの研究から快適な寝床内気候(掛け敷布団に囲まれた環境内の気候)は、温度32〜34℃、湿度45〜55%と報告されています。布団内の温度をあらかじめ快適な34℃まで上げておくために、電気毛布は有効です。その後は寝ている人自身が発熱(放熱)体となって寝床内を暖めるため、十分に保温力のある寝具であれば、朝方の気温低下による寝床内温度の低下を防ぐことができます。また、朝方タイマーで室内暖房を入れることが可能ならば、寝室・寝床内温度の低下を防ぐと同時に起床しやすい室内環境を整えることもできるでしょう。電気毛布の電源は、入床時に切るか、タイマーでオフになるよう設定してみてはどうでしょうか。