ぜん息の予防対策で大事なのは、「発症させないこと」、「悪化させないこと」の2つといわれています。そのためには普段から以下のようなことがらを心がけましょう。
●住環境における対策(基本的に室内を清潔に保ち、ダニなどのアレルゲンを遠ざけます)
- ぬいぐるみ、じゅうたん、ソファーなどダニが増殖しやすいものは避ける。
- 掃除機でダニを吸い取れるものは掃除機をかける。丸洗いできるものは丸洗いする。
- ふとんはできれば丸洗いし、週に1回は天日で干すか乾燥機で乾燥させる。
- 室内では禁煙する。開放型の石油ストーブ、ガスストーブは使用しない。また、エアコンや空気清浄機のフィルターは清潔にしておく。
- ペット(イヌ、ネコ、ウサギ、ハムスター、小鳥など)は飼わないようにする。
- 植物(鉢植え)は室内に置かない。
- 排気ガスなどで外の空気が悪い時は窓を閉める。
- カビが生えないよう部屋の通気をよくする。
- 室内にはできるだけ必要なもの以外は置かない。
●食生活における対策
- 発作の原因となる食べ物が分かっている場合は避ける。
- 規則正しい食生活(腹八分目)とバランスの良い食事を心がける。
- 魚に含まれるDHAやEPAには炎症を鎮める働きがあり、またぜん息の児童はビタミンCが不足している傾向にあるといわれており、摂取を心がけると症状が緩和するといわれています(ビタミンCが豊富な食材でもアレルゲンとなる物質が入っているものは当然避けましょう)。
●日常生活における対策
- からだを鍛える(水泳などの運動や、乾布摩擦をしたり、薄着を心がける。必ず医師に相談して行う)。
- 腹式呼吸をマスターする(軽い発作時に腹式呼吸をすることにより、症状が良くなる場合がある)。
- 過労や睡眠不足にならないようにする。ストレスをためないようにする。
- 前向きに明るく考える。くよくよしない。
- 風邪をひかないよう普段から注意し、からだを常に清潔にしておく。
- 薬の使用は医師の言うことを守って使う。
- 発作の前触れを自分で把握しておく。小さなお子さんのお母さんは、こどもに発作の前触れがないか日頃からよく観察してみる。
- 朝・夕のピークフローを記録するようなぜん息日誌をつけ、日常の生活と発作とのかかわりを知るようにつとめる。
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