脳血管疾患(脳卒中)の死亡分類は、図に示したように一般的に脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血、その他の脳血管疾患に分類されています。
脳血管疾患は、悪性新生物(ガン)、心疾患とともにわが国における3大死因をなしています。平成12年(2000年)の脳血管疾患による死亡数は約13万人であり、全死因の約15%を占め、死亡順位は第3位にあります。
脳血管疾患の死亡率の経年変化についてみると、戦後上昇を続けましたが、1970年代に入ると徐々に低下してきました。その内訳をみると、脳内出血は1960年代以降低下しています。近年における脳血管疾患の死亡率の低下は、脳内出血による死亡の低下が大きく貢献しています。
脳梗塞による死亡は、1975年頃まで上昇していましたが、それ以降、現在まで大きな変化はありません。脳梗塞の脳血管疾患の死亡に占める割合は高く、約60%は脳梗塞による死亡です。くも膜下出血の死亡率は他の疾患に比べると低いのですが、その死亡率は近年になるにしたがって緩やかに上昇する傾向を示しています。
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