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うつ病って何? | |
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現在では機能性の精神障害とされ、気分障害の総称として用いられています |
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まず、躁うつ病についてお話しますと、躁うつ病はかつて内因性の精神病に位置づけられていましたが、現在ではその大部分が機能性の精神障害として位置づけられており、気分障害(感情障害)の総称として躁うつ病といわれています。 一般的に躁うつといわれていますが、同じ人が躁病期とうつ病期が交代して現れるのは双極性気分障害ともいわれ、その頻度は全体の30%程度であるといわれています。うつ病相だけを示すものは単極性うつ病であり、発生頻度が最も高く、単極性気分障害ともいわれます。 うつ病の症状としては、精神面では抑うつ気分(落ち込む、無感動、不安、つまらないなど)、意欲の低下(やる気がない、興味がないなど)、思考力の低減(考えがまとまらない、集中力・決断力の低下など)や罪悪感を感じるなどがあり、身体的症状としては不眠、疲労感、食欲減退、頭痛、動悸などがあります。 うつ病は精神病で直らないというイメージを持つ人が多いですが、心のかぜともいわれており、誰でも罹患する可能性があり、薬による対症療法によって治癒する病気だということをよく理解してください。 |

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