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    自殺の発生と季節
  自殺の発生にも季節変動があり、自殺者数は3〜6月に多い!

近年5年間における自殺は年間約27,000人の割合で発生しています。自殺においても季節変動のあることが知られています。そこで、下図に近年5年間における自殺者の月別の発生割合を示しました。年間の平均を1.0とし、その発生割合を月別に示しています。自殺者数は3〜6月に高値を示し、10月にわずかに増える傾向にあることが認められます。


  自殺者の月別の発生割合


自殺は内因性うつ病との関連性が高いことが報告されており、自殺者の約60〜90%はうつ病やうつ状態にあるといわれています。内因性うつ病発症の季節変動は「5:気分障害と季節」の中でも述べたように、春から夏にかけて増加し、秋にも軽度増加することが認められており、自殺の発生と内因性うつ病発症の季節変動は同様なパターンを示します。

したがって、自殺の原因としては、内因性うつ病発症と同様に春になると気温が急激に上昇し、日最高気温と日最低気温の温度差が激しく不規則になること、日照時間や日射量が急激に増大することが関与している可能性が考えられています。


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