日差しが強くなり気温が上がってくると、ニュースなどでも熱中症による事故が取り上げられてきます。高温環境下やエネルギーの消耗が激しい活動をした時などに体内の水分バランスが崩れ、通常は皮膚の働きで放散される熱が体内にこもって起きるさまざまな症状のことを熱中症といいます。
応急処置の基本は、3つあります。
- 休息
安静を保つ。安静できる場所に移動させる(木陰やクーラーの入っている涼しい場所が望ましい。)。
- 冷却
衣服をゆるめ、冷却しやすいようにする(冷水タオルでマッサージをする、タオルやうちわなどで送風する。氷などでわきの下を冷やす。)。
- 水分補給
意識がはっきりしている場合のみ水分補給を行う(生理食塩水やスポーツドリンクなどが望ましい。)。
意識がもうろうとしている、意識がない、このような時には救急車を呼ぶなど早急に病院へ搬送することがもっとも大切です。個人搬送される場合は、病院との連絡を取り合いながら医師の指示に従い行動しましょう。
なお、冷却については熱射病などで体温が高い時に行うもので、20分以内に体温を下げることが効果的とされています。また、症状が軽いと思われても必ず医師の診察を受けましょう。
熱中症を予防するために、小さなお子様やご年配の方、スポーツに熱中している方などに、水分補給に配慮するよう、周りの方が気をつかってあげることも大切です。 |