熱中症を予防するために、下記の項目をチェックしましょう。
●運動時の服装をチェックする
服を着込んで厚着で運動をしている人をよくみかけますが、このような服装では熱の放散がうまくゆかず、熱中症を起こしやすくなります。運動をする時は吸湿性や通気性のある軽装で行いましょう。環境温度によっては運動や屋外での作業をひかえることも大切です。
●失った水分の補給を行う
汗は体温の上昇を防いでくれますが、水分を補給しないと脱水状態になってしまいます。また、汗の成分は、水だけでなく塩分も含まれるため、0.2%程度の食塩水を補給するのが適当だといわれています。スポーツドリンクを半分程度に薄めたものでも良いでしょう。日陰などで休息をとりながら発汗量にみあった水分と塩分量を補給することが望ましいとされています。
●日常の体調をチェックする
かぜなどで発熱している時や下痢、疲労、二日酔いなど体調の悪い時は体温を調節する機能が低下しており、熱中症になりやすい状態になります。さらに、高齢者、心疾患、高血圧、肥満などは熱中症の危険因子なので注意が必要です。
熱中症の発生を予防するためにも、メディカルチェックによって基礎疾患の有無を把握するとともに、日常の体調をチェックすることが大切です。
また、食事による対策としては、体温調節をスムーズに行い、糖質の代謝を促進させるために、蜂蜜やバナナを摂取したり、また、疲労物質である乳酸の代謝を促進させるために、ビタミンB1やクエン酸を摂ることが挙げられます。 ビタミンB1は豚肉に多くふくまれ、ネギやタマネギと一緒に摂ることで吸収率がアップします。クエン酸は酢や梅に多く含まれています。なお、食事による対策は、これらを摂取すれば熱中症にかからないというわけではなく、体調を整えるという意味での対策です。
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