心疾患は、図に示したように、心筋梗塞や狭心症のような虚血性心疾患、慢性リウマチ性心疾患、肺循環疾患およびその他の心疾患に分類することができます。心疾患による死亡率は、全死因の第2位にあり、第1位の悪性新生物(ガン)、第3位の脳血管疾患とともに我が国における3大死因をなしています。
平成12年(2000年)の心疾患による死亡数は、約14万7千人であり、全死因の約15%を占めています。また、平成12年(2000年)の虚血性心疾患の死亡率は、人口10万人あたり55.9人でした。心疾患死亡率の経年変化についてみると、虚血性心疾患の死亡率は、近年になるにしたがって徐々に増加していることが図からわかります。慢性リウマチ性心疾患は近年になるにしたがって減少しています。その他の心疾患が1995年に低下しているのは、死亡診断書に心不全という診断をしないようにという指示が記載されるようになったためです。
虚血性心疾患の心疾患全体に占める割合はアメリカで約67%、イギリスで約82%を占め、欧米諸国では虚血性心疾患の占める割合が高いという特徴があります。我が国においては、平成12年(2000年)においては約48%ですが、年々高くなってきています。
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