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リウマチ以外の関節の病気は? | |
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関節の腫脹(腫れ)や疼痛(痛み)を伴う病気はたくさんあります |
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慢性関節リウマチの診断は、臨床診断や血液検査、X線所見などにより総合的に行われますが、同じ自己免疫疾患である全身性エリテマトーデス、強皮症、多発筋炎・皮膚筋炎、結節性多発動脈炎などの膠原病は、慢性関節リウマチと症状や血液検査の結果が似通っています。膠原病以外にも、かぜや疲労によって起こる肩こりや腰痛などを含め、関節の腫脹(腫れ)や疼痛(痛み)を伴う病気はたくさんあります。 症状的に間違えやすく、多数発生する病気に変形性関節症や痛風があります。変形性関節症は老化による関節変形が原因であり、年をとるにしたがって発生が多くなります。痛風は高尿酸血症により、余分な尿酸が代謝されずに関節に沈着して起こる病気で、男性での発生が著しく多いのが特徴です。 これらの病気は関節の腫脹や疼痛を伴うので慢性関節リウマチと間違えやすいですが、表に示したように、発生原因や好発年齢、性別が慢性関節リウマチとは大きく異なっていることがわかります。 関節の腫脹(腫れ)や疼痛(痛み)が続くようでしたら、前述したように様々な病気が疑われますので、早急に医師の診断を受けて下さい。 |
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表 慢性関節リウマチと変形性関節症、痛風の特徴 | ||||||||||||||||||||||||
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