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日本各地の淡水の混じる河口や砂泥質の浅海に生息しています。昔から滋養によいとされ、シジミやハマグリと一緒に好まれ食されてきた貝です。一年中出回っていますが、冬から春が旬です。夏場のアサリは産卵期に入り、生殖巣に毒を持つことがあるので注意。B1を破壊するアノイリナーゼを含んでいますが、加熱で失われるので生食をしなければ心配ありません。 |
| ●成分 |
| 脂質が少なく、たんぱく質は良質で、アミノ酸の一種であるタウリンを含む。鉄分やカルシウム、亜鉛などのミネラル類を含み、うまみ成分はグリシンやグルタミン酸、コハク酸。ビタミンB2やB12を含有している。 |
| ●効能 |
| 鉄は貧血を予防し、B12は増血作用があるので貧血予防の効果が高い。B12不足は悪性貧血の原因となるので注意。タウリンは血液中の余分なコレステロールを排出して血液をきれいにし、中性脂肪を減らすので、動脈硬化の予防に役立つ。また肝臓を強化する。うまみ成分はエネルギー源となり、亜鉛が味覚障害や強精に有効に働く。 |
| ●効果的な調理ポイント |
▽水から火にかけ、沸騰して貝の口が全開する直前に火を止める。貝類は煮すぎると身がかたくなるので、グラグラ煮すぎないようにする。
▽砂抜きをする塩分の濃度は、1リットルの水に対して20g前後の塩にするとよい。濃度がアサリの生息する海水に近いため、約30分〜1時間で体内の砂を吐き出す。
▽砂抜きは常温の暗所が効果的。ザル付きボウルを使うと、吐いた砂を吸い込むのを防ぐことができる。また水が飛ぶのでフタをするとよい。
▽殻同士をこすりあわせて、汚れやヌメリを落とす。
▽ビタミンB12は水溶性なので、汁ごと食べられる料理がよい。
▽冷凍でも保存ができる。 |
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