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旬の食材・健康レシピ

おばあちゃんの知恵袋―民間療法から学ぶ―

 現在のように医学が発達していなかった時代、家族の健康管理は母親の役目でした。家族が病気をしないように健康に気を配り、また、病気をした時には、一日も早い回復を願いさまざまな言い伝えられてきた療法を試み、病気に立ち向かいました。
 民間療法とはこのように何十年もの時を経て、祖母から母へ、母から子へと語り継がれた庶民の健康管理の知恵であり、試行錯誤を経て語り継がれた治療法なのです。
 自然のものを活用して穏やかに体質を改善し、病気を治し健やかに生きる知恵は、時代を超えて今なお説得力があり、学ぶべきことが多くあります。旬の食材が余った時にチャレンジしてみましょう。

■喉の痛みを緩和する「ごぼうのおろし汁」
ごぼうに含まれるタンニンは消炎作用や抗菌作用を持っています。おろした絞り汁にはタンニンの効能が豊富に含まれており、煎じたものでうがいをすると、口内炎にも効果があります。
<作り方>
ごぼうはよく洗い、皮付きのままおろす。ガーゼなどに包んで絞り、絞った汁を1日3回飲む。1回分は大さじ1くらいでよい。

■高血圧やめまいに効く「セロリのしぼり汁」
セロリにはカリウムが多く含まれ、血圧を安定させる効果に優れています。豊富なビタミンがめまいにも効きます。セロリの葉を刻んで布袋に入れ、湯船に浮かべると湯冷めがしにくくなるといわれています。
<作り方>
セロリをすりおろし、ガーゼなどに包んで汁を絞る。同量のはちみつを加えて飲む。1回に大さじ2くらいで、1日3回飲むとよい。

下痢に効く「やまのいものすりおろし」
滋養強壮に優れ、胃腸の働きを整えるやまのいもは、胃や腸が弱った時に有効な食材です。冷えからくる下痢に効果を発揮し、常食することで、慢性的な下痢を治します。
<作り方>
やまのいもは皮をむき、すりおろす。1回分は1/2カップくらい。雑炊やスープなどに入れ、温めて食べる。

下痢や便秘に効く「りんごのすりおろし」
りんごには食物センイのペクチンが豊富に含まれています。ペクチンは腸の水分を吸収し下痢の症状を緩和します。腸内で善玉菌の乳酸菌を増やす働きもあります。
<作り方>
りんごはよく洗い、ヘタとタネを取り、すりおろす。ペクチンは皮の部分に多く含まれているので、皮ごと使うとよい。


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