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旬の食材・健康レシピ
おばあちゃんの知恵袋―民間療法から学ぶ―
現在のように医学が発達していなかった時代、家族の健康管理は母親の役目でした。家族が病気をしないように健康に気を配り、また、病気をした時には、一日も早い回復を願いさまざまな言い伝えられてきた療法を試み、病気に立ち向かいました。
民間療法とはこのように何十年もの時を経て、祖母から母へ、母から子へと語り継がれた庶民の健康管理の知恵であり、試行錯誤を経て語り継がれた治療法なのです。
自然のものを活用して穏やかに体質を改善し、病気を治し健やかに生きる知恵は、時代を超えて今なお説得力があり、学ぶべきことが多くあります。旬の食材が余った時にチャレンジしてみましょう。 |
■高血圧に伴う耳鳴りに効く「あしたばの煎じ汁」
あしたばの葉にはカロテンが豊富で、イソクエルチトリンという毛細血管を丈夫にする成分が含まれています。高血圧を予防すると同時に、高血圧に伴う耳鳴りなどの予防に効果があるといわれています。
<作り方>
あしたばを乾燥させる。鍋に乾燥させた葉15gと水3カップを入れて火にかけ、半量になるまで弱火で煎じる。一日3回に分けて飲む。
■慢性気管支炎を緩和する「うどと黒砂糖の煎じ汁」
うどにはセキを止め呼吸を楽にする働きがあり、昔から慢性気管支炎の補助治療に使われてきました。黒砂糖にはタンをやわらかくする効能があります。
<作り方>
うど100gは皮をむいて細切りにし、鍋にうどと黒砂糖30g、水3カップを入れて火にかけ、1/3量になるまで弱火で煎じる。一日3〜4回に分けて飲む。
■慢性の頭痛に効く「うどの煎じ汁」
うどの生薬名は「独活(どっかつ)」。鎮痛効果に優れ、常飲することで慢性の頭痛に効果があるといわれています。山うどの方が薬効が高まります。
<作り方>
秋に採ったうどの根茎の皮をむき、水に放してから乾燥させる。鍋に乾燥させたうどの根茎10gと水3カップを入れて火にかけ、半量になるまで弱火で煎じ、ガーゼでこす。一日3回に分けて飲む。
■めまいに効く「うどの絞り汁」
うどには鎮痛効果があり、めまいやイライラなどの症状を緩和する働きがあるといわれています。山うどの方が薬効が高まります。
<作り方>
うどの茎や根をすりおろし、ガーゼで絞って汁を飲む。1回に約50mlくらいの量を、一日3回飲むとよい。
■食欲不振に効く「ふきのとう煎じ汁」
ふきのとうの特有の香りと苦みには、食欲を増進させる効果があり、消化を高める働きももっています。
<作り方>
鍋にふきのとう30gと水3カップを入れて火にかけ、半量になるまで弱火で煎じる。一日数回に分けて飲む。
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