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ウェザーアロマセラピスト

続・お天気香るコラム19

市丸

AEAJ認定アロマセラピスト、アロマテラピーインストラクター、気象予報士、健康気象アドバイザー。 現在、気象予報士でアロマセラピストの“お天気アロマセラピスト〈ウェザーアロマセラピスト〉”として活動中。(株)生活の木、他にて、「お天気のイタズラをアロマでケア」講座、「各種アロマテラピー資格取得対策講座」などを開講。


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ブログ:KAZUMAの☆お天気の香り☆
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~ 冬の「風」景 編 ~ 『冬風』ばなし

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 冬本番に近づくにつれ、日本列島を挟み込むようにして西に高気圧、東に低気圧を配置した“西高東低”の冬型の気圧配置となり、天気図上に冬を描きます。等圧線のスリムな縦縞模様が妙にセクシーで、お天気好きにはたまらない天気図です。このような西高東低の気圧配置が見られる冬季は、一般的に北西からの季節風が強く吹き付ける日が多くなります。
大きな流れとして風を見てみると、基本的に風は気圧の高い方(高気圧)から気圧の低い方(低気圧)に向かって吹き込む性質があります。さらに、北半休では高気圧は時計回りに風が吹き出し、低気圧は反時計回りに風が吹き込む特性もあります。ゆえに、西の高気圧から時計回りに吹き出す風は、東の低気圧に向かって反時計回りに吹き込むことになります。そのため、日本列島では通常、北西の風が吹くことになるわけです。また、冷たい空気は暖かい空気に向かって流れる性質から、冬場においては冷えやすい大陸(冷たい大陸)から冷えにくい海洋(温かい海洋)に向かって風が吹くため、北西の季節風が吹くとも言えます。
このような風が吹くと、日本海側では北西風が日本海を渡る際に、水分を補給して吹き付けるため、湿潤な空気に浸されますが、太平洋側では北西風が日本列島に背骨のように連なる山脈を越える際に、水分を落として吹き降りるため、乾燥した空気にさらされることになるのです。ちなみに、このような湿気を震い落して山を駆け下りる冬の冷たい北寄りの強風を、特に関東方面では「空っ風(からっかぜ)・空風・乾風(からかぜ)」と呼びます。また、「北颪(きたおろし)」と呼ぶ地方もあるようです。

 

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『冬風』ことば

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◎あなぜ<あなじ>…冬季に冷たく吹き付ける北西からの強風。「あぁ~!」と思わず声を上げてしまうほどに厳しい冬の季節風。
◎陰風(いんぷう)…冬に吹きつける体温を失った冷たい北風。不気味にまとわりつく陰気臭い風のこともいう。
◎颪(おろし)…山から勢いよく一気に転がり落ちてくる、肌を切り裂くほどに冷えきった強風。しばしば各地の山名を「颪」の前に付属させて使用される。
【伊吹颪(いぶきおろし)】…岐阜県と滋賀県にまたがる伊吹山から吹きおりる颪。
【北山颪(きたやまおろし)】…京都府の北山から吹きおりる颪。
【筑波颪(つくばおろし)】…茨城県の筑波山から吹きおりる颪。
【比叡颪(ひえおろし)<叡山颪(えいざんおろし)>】
…京都府と滋賀県にまたがる比叡山から吹きおりる颪。
【富士颪・不二颪(ふじおろし)<富士川颪>】
…山梨県と静岡県にまたがる富士山から吹きおりる颪。
【六甲颪(ろっこうおろし)】…兵庫県の六甲山から吹きおりる颪。
【榛名颪(はるなおろし)<伊香保風(いかほかぜ)>】…群馬県の榛名山から吹きおりる颪。
【鈴鹿颪(すずかおろし)】…三重県、岐阜県、滋賀県を通る鈴鹿山脈から吹き降りる颪。
【八ヶ岳颪(やつがたけおろし)】…山梨県と長野県にまたがる八ヶ岳から吹き降りる颪。
【蔵王颪(ざおうおろし)】…宮城県と山形県にまたがる蔵王連峰から吹き降りる颪。
…etc
◎朔風(さくふう)<北風(きたかぜ)・北気(きたげ)・北打ち・北つむじ・きた>
…北方から吐き出される、頬をきるほどに冷たい冬の息吹。「朔」とは“北”の方角を意味する語。
◎浚の風(さらいのかぜ)】…彩りを拭い去るかの如く降り積もる粉雪を、勢いよく舞い上げ散らかす寒風。「浚」とは物を取りさらうこと、取り除くことなどを意味する語。
◎篠の小吹雪(しののおふぶき)…サラサラと繁る篠竹に、サラサラと積もる粉雪。そんな景色を一気に冬風が吹き抜け、“篠雪”をふぶきのように舞い散らかすこと。
◎霜風(しもかぜ)…白霜の絨毯を大地に大きく広げる寒風。霜の上をなだらかに滑り行く凍風。
◎ならい風(ならいかぜ)<ならい・ならえ>…日本列島の背骨を乗り越えて、日本海側から太平洋側へ一気になだれ落ちてくる、クールでドライな冬の季節風。
◎襖風(ふすまかぜ)
…襖の隙間から忍び込むヒンヤリとした風。襖を隔てた隣り合う部屋で起こる現象で、ひと気のない暗く冷たい部屋から、人で賑わう明るく温かい部屋に向かって流れる空気の流れ。
◎雪下(ゆきおろし)…山の雪を吹き散らかしながら勢いよく駆け降りる、雪まみれの山風。


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『冬風』なウェザーアロマ

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  先に述べた通り、これから本番を向かえる冬の時季においては、山越えで水分を震い落した冷たい北寄りの強風が吹き下るため、太平洋側には乾燥と低温がもたらされます。加えて、冬場は暖房を使用することで湿度がさらに低下しますし、また、風が強く吹けば吹くほど体感的には寒く感じられるといった傾向もあります。ちなみに、体感温度は風速1m/s強まるごとに1℃ほど下がるともいわれます。よって、しっかりとした保湿対策と耐寒対策が求められる季節です。
そんな“北風小僧のいたずら”に立ち向かうための、ウェザーアロマ的対応策と精油のブレンドはと申しますと…。今回は冷たくカサカサになりがちなお肌とハートを温かく包み込んで潤してくれる、アロマバスオイルをお試しになってみてはいかがでしょうか。ブレンドする精油は、心と身体を芯からじんわりと温めてくれると同時に、スキンケアにも力を発揮するものを選択します。
折しも、街はクリスマスムード一色の今日この頃。せっかくですので、香りでクリスマス気分も演出してみませんか。オススメは、ジンジャーとベンゾインのブレンドです。ズバリ、クリスマスケーキをイメージした香りです。ジンジャーを少々利かせたバニラシフォンケーキのような、ちょっぴり大人なクリスマスケーキの香りをお楽しみくださいませ。

北風の口笛が響き渡る、ホーリーナイトのアロマバスオイル

[使用材料]【1回分】 
・ 植物油<ホホバ油> 5ml
・ 精油 5滴以下 <ジンジャー1滴・ベンゾイン2滴>
※初めて使用する場合、まずは少量からお試しいただくことをオススメします。
ジンジャー
(^-^)…すっきりとしたスパイシーさが気持ちいい香り。鼻の奥で覚醒する少々の“ピリッと感”が癖になる香り。縮こまった心身を活性化させて、ポカポカと温めてくれる精油。刺激が強いため使用量に注意。
ベンゾイン<安息香>
(^-^)…バニラを思わせる優しい甘さに幸せを感じる香り。乾燥などでダメージを受けたお肌を優しく包み込み、潤いと柔らかさを取り戻す手助けをしてくれる精油。気持ちに明るい火を灯し、温かな気分にしてくれる精油。
[作成手順]
① 植物油をビーカーなどで計量する。
② 計量した植物油に精油を垂らし、ガラス棒でよくかき混ぜる。
③ 作成したバスオイルを浴槽に入れ、よくかき混ぜてから入浴する。
※精油が直接肌に付かないように注意しながら作業すること。

[使用上の注意]
・基本的に、妊婦・授乳婦・子ども・皮膚炎(敏感肌含む)・高血圧・癲癇・腎臓疾患・肝臓疾患・心臓疾患・アレルギー・喘息・高齢者などの方は、精油の使用には十分な注意が必要である。事前に確認し、場合によっては使用を控えること。
・適度な換気を心掛け、長時間の使用は控える。
・精油原液が肌に付かないように注意すること。(万が一ついた場合は、大量の水で洗い流す。)
・バスオイルはよくかき混ぜてから入浴すること。
・喘息や咳などがみられる場合は行わないこと。
・精油は目や口に入れないこと。
・お湯で火傷をしないように注意。
・傷口へは使用しないこと。
・異常を感じた時は即使用を中止し、流水でよく洗い流す。(必要であれば医師の診察を受ける。)
・浴槽などへの使用について問題はないか、念のため取扱い説明書などで確認しておくこと。
・光毒性の成分が精油に含有される場合、使用後は直射日光などの紫外線に当たらないこと。
・色や香りの染みつき、汚れや変質には十分注意すること。
・あらかじめパッチテストすること。
・水分補給を心がけること。
・アロマテラピーは自己責任の原則で行うこと。


2014.12.16掲載

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