若海藻(わかめ)
日本人にとってワカメは食卓に欠かせない存在です。ワカメを食用として利用する歴史は古く、青森県亀ヶ岡の泥炭遺跡では、縄文式土器とともにワカメなどの海藻類が発見されています。また、ワカメは塩分補給源として食用とされてきただけではなく、採取の前に豊作を祈願するなど神事にも深い関わりがあり、現在でも日本各地でワカメにまつわる神事が行われています。
比多(ひた)潟(がた)の 磯のわかめの 立ち乱(みだ)え 我(わ)をか待つなも 昨夜(きそ)も今夜(こよひ)も (作者不明 万葉集 巻十四 三五六三) 比多潟の磯の若海藻(わかめ)のように、思い乱れて私を待っているのだろうか。昨夜も今夜も。
比多(ひた)潟(がた)の 磯のわかめの 立ち乱(みだ)え 我(わ)をか待つなも 昨夜(きそ)も今夜(こよひ)も
(作者不明 万葉集 巻十四 三五六三)
比多潟の磯の若海藻(わかめ)のように、思い乱れて私を待っているのだろうか。昨夜も今夜も。
角島(つのしま)の 瀬戸(せと)のわかめは 人のむた 荒かりしかど 我(われ)とは和(にき)海藻(め) (作者不明 万葉集 巻十六 三八七一) 角島の海峡の若海藻(わかめ)は、他の人には荒海藻(あらめ)だけど、私には柔らかい素直な海藻ですよ。
角島(つのしま)の 瀬戸(せと)のわかめは 人のむた 荒かりしかど 我(われ)とは和(にき)海藻(め)
(作者不明 万葉集 巻十六 三八七一)
角島の海峡の若海藻(わかめ)は、他の人には荒海藻(あらめ)だけど、私には柔らかい素直な海藻ですよ。
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