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連載エッセイ [1]
健康天気ことわざ
福岡義隆

 

 

『一病を持って天気をよく当てる』

 

 冒頭の句は筆者が詠んだ川柳である。健康川柳とも天気川柳とでも言えようか。川柳でも俳句でも雅号を持っている人も少なくない。決して上手いからではない。
 さて、この句は、喘息持ちの友人が、前線とか低気圧が近づいたりする直前から喘息の発作が始まるとよく言っていたのを思い出してつくったものである。一病息災という諺(持病が一つくらいある方が、無病の人よりも健康に注意し、かえって長生きすること)があるが、上句はある特定の疾患があると天気の変化に敏感になるということで、類似の発想である。古今東西を問わず、健康や病気に関する諺が古老の知恵として伝承されてきたが、昨今の健康気象予報にも役立つ智恵を見直してみたい。

 ことはじめに、その例を日本と中国のものを1つずつ紹介しよう。


「あかぎれが痛むと雨になる」


「風湿病複発、風雨将来臨」

 

 前者は、特に雪国など寒い地域で昔から言われていたことであるが、そもそも「あかぎれ」などという言葉すら反古になりつつあるくらい、寒冷地でも生活習慣の改善でみられなくなった症状である。寒さに冒されて手足の皮膚があれ、裂けて痛むものであるが、漢字にすると、「皸」で軍手をはけば皮が「あかぎれ」から守られるように思えてくる。
 今年の春の天気は三寒四温どころか一寒一温と目まぐるしい変わりよう、急変だけではなく、その程度も半端ではない。乾燥気味の寒冷はまさに皮膚をがさがささせてしまうし、喘息発作も酷くなる。4月中ごろでの降雪は41年ぶりのことという。
 後者の中国の天気諺は、文字通りで「風湿病はリウマチが再発すると近い将来雨となる」という意味である。降雨時のような湿った環境で、筋肉や関節に痛みと炎症が多発し、それが身体の各部に流れていくように思われ痛みを感じる。その流れのことをギリシア語でリウマ、どこか日本語の流魔に似てる。
諺は古老の知恵の伝承であるが、現代の我々も子孫に諺的な川柳、標語的な川柳でも良いから残していきたいものである。知的遺産の伝承と言うほど大げさでなくである。



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