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はねず踊り
 
 毎年3月になると桜の開花予想が出され、下旬には何処で桜が咲いたかが話題となり、北日本はともかく梅の花の話題は少なくなります。しかし、京都山科には遅咲きの梅の花の咲くお寺があり、それにあわせて少女達により「はねず踊り」が境内でおこなわれます。そのお寺は、山科小野の真言宗善通寺派曼荼羅寺隋心院門跡で、通称「隋心院」と呼ばれています。「はねず」とは古い言葉で薄紅色を意味し、梅も同じ名前で呼ばれていました。特に山科小野の隋心院の紅梅は古くからこの名前で親しまれていました。

隋心院の梅
(写真1)隋心院の梅
 昔、深草少将がこの地に住んでいた小野小町を慕うあまり、百夜通いの悲願を込めて通い続けたにもかかわらず、九十九日目の大雪の夜についに代わりの人を仕立てたのが運のつきで、少将にはもはや小町の姿を求めることは出来なくなりました。その後も小町は、毎年「はねず」の咲く頃を老いの身も忘れたように里の子供たちと楽しい日々を過ごしたということです。「はねず踊り」は、隋心院に伝わる小野小町の伝説を主題にしたもので、いつから始まったかはさだかではありません。その後廃れましたが、古老の記憶を元に復活され、昭和48年から毎年3月下旬に地元の保存会により隋心院境内で行われています。

 「はねずおどり」と言う言葉が、何か春を迎える華やいだ気持ちを思わせ、筆者も枚方市に住んでいるときに見に行きました。当時はまだ京都市営地下鉄が山科方面に通じていなかったので、京阪電車で中書島から支線である宇治線に乗り換えて六地蔵まで行き、そこからバスで向かいました。 バスから降りるとまず梅園が目に入りました。梅園はよく手入れされており、八重の紅梅が咲き誇っていて(写真1)、中にはいると何とも言えず良い香りがしました。梅の花は、2月下旬から3月上旬にかけて咲く花よりも一回り大きく、色も濃いように感じました。
はねず踊り
(写真2)はねず踊り
 「はねず踊り」の舞台は梅園のすぐそばに設けられていました。 踊り手は女子の小学生から高校生で、おしろいを塗り紅をさしていました。
左の写真(写真2)からわかるように、衣装も紅梅を思わせる紅色で、かぶった笠の上にも紅梅があしらわれており、いかにもこれから訪れる春の華やかさを思わせる彩りです。音曲はゆったりとしたテンポで、何とも言えずかわいいものでした。

  3月下旬といっても寒い日があります。筆者が訪れたのは1995年3月26日でした。天気は曇りから晴れに向かっていきましたが、京都地方気象台の観測によると、この日の最高気温は11.3℃で3月上旬の気温でした。当日もじっと座って見ているのには、薄手のコートを着ていても寒かったのを覚えています。見に行かれる方、天気の様子を見て寒さの対策も忘れないようにして下さい。
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