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梅雨前線と低気圧
 
 地域によって違いますが、6月から7月中旬は雨の季節、梅雨です。梅雨を少し違った方面から見ていきましょう。
(図1)ジェット気流
(図1)ジェット気流
 北半球中緯度(日本がある緯度)の上空では偏西風帯となっており、空気が南北に蛇行しながら西から東に流れていて、その流れが最も強いところをジェット気流と言います。(図1)
ジェット気流は2本ないし3本あります。
  一番北にあるジェット気流を「寒帯前線ジェット気流」と言い、そのジェット気流の北側には冬の主役となる寒気があり、南側には春や秋の主役となる空気となっています。 寒帯前線ジェット気流が日本列島の真上や南に来ると日本は真冬となります。また、一番南にあるジェット気流を「亜熱帯ジェット気流」と言い、その北側には春や秋の主役となる空気があり、その南側には夏の主役となる暖気があります。亜熱帯ジェット気流が日本列島より北に行くと真夏となります。
これらのジェット気流は1年を通じてあり、春から夏にかけてと北半球では北上して行き、秋から冬には南下します。それぞれのジェット気流は地上の前線や前線帯が対応しています。
 梅雨前線は、一番南にある亜熱帯ジェット気流と関係していて、亜熱帯ジェット気流が日本付近に来ると梅雨となります。

 亜熱帯ジェット気流の速さは、北半球で一番北にある寒帯前線ジェット気流の速さと比べると遅くなっています。寒帯前線ジェット気流で強い風が吹くのは、このジェット気流に対応した地上の前線や前線帯を境にして接している空気の温度差が大きいためです。なぜ前線を境に接している空気の温度差が大きいと、ジェット気流の速さが大きいかの理由は、ここでは省略します。一方、亜熱帯ジェット気流では寒帯前線ジェット気流のような強い風は吹いていません。 このことは梅雨前線を境に接している空気の温度差が小さいことを意味しています。

 低気圧は前線上に発生しますが、秋から春にかけて日本付近を通過する低気圧の中心気圧が急に低くなる(低気圧の発達を意味する)のは、前線を境にして温度差の大きい空気が接しているからです。(図2)にはその例を示しました。
(図2)低気圧の発達例
(図2)低気圧の発達例(2004年2月22日(左)と23日(右))
22日に日本海中部にある中心気圧が996hPaの低気圧が翌日の23日には北海道の東で中心気圧が968hPaに発達しています。しかし、梅雨前線上では低気圧のこの例のように中心気圧が急激に低くなることはなく、逆に中心気圧が高くなったり、消滅することもあります。これは、梅雨前線を境に接している空気の温度差があまりないからです。

 (図3)は昨年(2003年)7月に熊本県水俣市で土砂崩れが発生した時の天気図です。19日に日本海西部と朝鮮半島にそれぞれ1000hPa以下の低気圧がありますが、20日には前線だけが日本付近に進んできていますが、低気圧は消滅しています。
(図2)低気圧の発達例
(図3)梅雨前線上の低気圧(2003年7月19日(左)と20日(右))
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