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お天気豆知識
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前線とは
 
今年(2004年10月19日現在)は台風22号で上陸台風が9個となり、昭和26年から気象庁が台風の統計を取り始めてから、台風の上陸数が最大となりました。しかし、これから来年の春までは、前線を伴った低気圧が天気図の上で活躍する季節になります。天気図を見ると低気圧の中心から両側に(東や西に)、三角や半分の円が付いた線が引かれています。これが前線です。前線は、温度や湿度など性質の違う空気集団が「おしくらまんじゅう」をしているところで、前線を境にして温度や湿度、風向きなどが違っていて、前線が通過するときには天気が悪くなりがちです。
前線の概念図
(図1)前線の概念図

北半球では一般的に前線の北側には冷たい空気の集団があり、南側には暖かい空気の集団があります。テレビや新聞で眼にする天気図では地上の様子を表しており、前線はその名の通り線で表されています。でも立体的に見ると性質の違う空気が接している面(前線面)は、(図1)のように上空に行くほど冷たい空気の方に、あるいは北側に傾いています。

前線の種類は、温暖前線、寒冷前線、停滞前線、閉塞前線の4種類で、表現する記号が違っており、構造も違っています。梅雨前線とか秋雨前線はその季節に現れる前線の総称で、特別な記号を持っているわけではありません。中学校の頃だったと思いますが、これら4種類の前線について習いました。しかし、テレビやラジオで良く耳にする梅雨前線や秋雨前線に対する記号がなかったので、参考書を一生懸命読んで納得したことがありました。

(図2)は温暖前線と寒冷前線の立体的なモデル図です。右側が温暖前線で、左側が寒冷前線です。
温暖前線と寒冷前線の構造
(図2)温暖前線と寒冷前線の構造
温暖前線では、暖かい空気の集団が冷たい空気の集団の上を這い上がっています。温暖前線の近くは厚い雲があり、そこではシトシトと降る、あまり強弱の変化がない雨が降ります。前線から冷たい空気がある方向に離れるにつれて雲の厚さは薄くなり、雲の現れる高さが高くなり、一番遠いところには刷毛で掃いたような巻雲があります。
寒冷前線では、暖かい空気集団の下に冷たい空気の集団が潜り込んでいます。このため、寒冷前線沿にはほぼまっすぐ上に発達した積乱雲が並んでいます。積乱雲があるので、寒冷前線が通過するときの雨は短時間で集中的に降る雨となり、強い風を伴うこともあります。暖かい空気の集団と冷たい空気の集団の温度差が大きいと、風や雨の強さが強くなります。

 写真は伯耆大山に登っている途中で、北の方向を写したものです。
伯耆大山から北方向の眺め
左側が日本海で、頭の上は巻雲が広がっています。また、南の方は厚い雲に覆われていました。この日の天気は、太平洋側の各地では雨でしたけれど、北に行くほど天気は良くなっていました。
1995年10月8日9時の地上天気図
(図3)1995年10月8日9時の地上天気図

(図3)の天気図は写真を撮影した日のもので、日本の南海上に前線があります。半円と三角が互い違いになっており、このマークで表される前線は停滞前線です。 前線の南側には暖かい空気があり、北側には冷たい空気があります。暖かい空気と冷たいの空気の集団が接する面(前線面)は冷たい空気の側に傾いていて、言い換えると前線の北側ほど前線面の高さは高くなっています。巻雲が頭の上にあるので、山陰あたりが前線から最も遠いところと言えるでしょう。
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