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日本にも時差がある?
 
 「日本にも時差がある」、馬鹿なことを言い出してなどと思わないで聞いてください、でなくて読んでください。
(図1)は今年(2004年)の12月5日午前9時(日本時間)の地上天気図です。
(図1)はこちらをクリック
三陸沖に976hPaと台風並みに発達した低気圧があります。日本付近の等圧線の間隔が狭く、非常に強い風が吹いていることがわかります。この日北海道は大雪になりました。一方、首都圏では夏みたいに気温が高く、強い風で運転できない鉄道もあり交通機関のダイヤが乱れました。
 (図1)がなぜ5日9時の天気図であるかがわかるかというと、左上と右下の四角の中にその情報があります。そこの2行目に「050000UTC DEC.2004」と書いてありますが、これが日時の情報です。この真ん中付近に書いてある「UTC」は世界協定標準時を意味します。「DEC」はDecemberの略で12月、「2004」は2004年です。「050000UTC」は世界協定標準時で5日0時0分を意味します。世界協定標準時は、イギリスのロンドンにあるグリニッチ天文台の時刻が基準となっていて、イギリスと日本の時差は9時間あるため、この天気図の時刻は日本時間で5日午前9時となります。

 世界地図を見ると、ロンドンは経度の0線が通っています。ここを基準に東側が東経何度、西へ行けば西経何度となっています。皆さんもご存知のように、日本の標準時間は東経135度にある明石天文台です。イギリスとの時差が9時間で経度差が135度あるのですから、経度1度当たりの“時差”は 「9時間÷135度=4分」 となります。これだけで何のことかわからないと思いますが、日の出・日の入りの時刻を考えてください。地球は自転しているので、明石より東では日の出が早くなり、明石より西では日の入りが遅くなります。例えば、明石と東京との経度差は約4度ですから、日の出は明石よりも東京の方が約16分早くなります。「日本にも時差がある」というのは、主に日の出・日の入りの時刻を言いたかったのです。

 私は東京生まれですが大阪で生活をしたとき、日が長い夏至前後は16分の“時差”は感じませんでした。しかし、日が短い12月から1月末までは“時差”を強く感じました。特に1月上旬は朝7時には東京では太陽が顔を出していますが、大阪ではまだです。このため朝がとても暗く妙な感じでした。そのかわり大阪では日没が約16分遅いので、日が短い時期は東京よりも遅い時間まで明るく何か得をした気分でした。独身時代の一時期、釜石で自炊生活をしましたが、東京とほとんど同じ経度なので冬は午後5時過ぎには真っ暗で、時には雪も舞い、仕事を終えてから夕食の材料を買いに行くとき、わびしかったことが思い出されます。また、釜石に住んでいた頃、天草で半月ほど仕事をしたことがありました。朝が早い仕事のため、釜石よりも朝が暗く感じました。釜石は本州の東の端近くに位置しています。一方、天草は日本列島の西の端近くに位置しており、両地点間の経度さは約10度です。経度1度当たりの時差が約4分ですから、天草の日の出の時刻は釜石よりも40分ほど遅くなります。釜石の生活に慣れた私にとって、天草の朝が暗く感じたのは無理ないことでしょう。

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