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旬:8〜10月

バラ科ナシ属の落葉高木で、日本梨、中国梨、西洋梨の種類があります。発祥は中国との説が有力ですが、現在の日本梨の多くは、日本に古くから自生していた「ニホンヤマナシ」を改良したものといわれています。日本梨は赤梨と青梨に分類され、赤梨の代表は「長十郎」、青梨の代表は「二十世紀」。梨は「無し=なし」に通じることから、「有の実=ありのみ」とも呼ばれていました。

成分
水分を約90%含有。カリウムや食物線維が多く、甘味成分は果糖、ブドウ糖、ショ糖、ソルビトールなど。アスパラギン酸やたんぱく質分解酵素を含み、ザラザラした食感は石細胞と呼ばれる食物繊維。

効能
豊富な水分が熱を冷まし、喉や器官を潤す働きがある。カリウムが高血圧の予防に働き、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸が、疲労回復に働く。甘味成分が体や脳のエネルギー源となり、清涼感のあるソルビトールは、虫歯になりにくい糖質として知られている。石細胞はペントサンやリグニンなどの食物繊維で、腸を刺激して排泄を高め、便秘予防に働く。豊富な水分が喉の渇きを癒し、含有されているタンニンの働きと一緒に、二日酔いにも有効。

効果的な調理ポイント
▽消化がよくないので、多食するとお腹がゴロゴロするので注意。
▽たんぱく質分解酵素が含有されているので、肉料理の後に食べると消化をよくする。
▽体の熱を冷ます作用があるため、冷え性や下痢がちの人は多食に注意。
▽食べる1〜2時間前に冷蔵庫で冷やすと、甘みの強い果糖が多く生成され、美味。
▽果物特有のエチレンガスを発生するので、保存する時は、保存袋などに入れるとよい。

 

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