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11月の記念日食レシピ

本格的な冬の到来を前にした11月は、西高東低の冬型気圧配置が現れると、寒い北風が吹き、日没がどんどん早くなります。また11月は旧暦名で「霜月」と呼ばれるように、朝の冷え込みで「早霜(はやじも)」と呼ばれる早い霜が現れることがあります。
この月には「りんご」「ピーナッツ」「チーズ」「鮭」「昆布」「れんこん」などの記念日があります。
ピーナッツの渋皮には、ポリフェノールの一種であるレスベラトロールが豊富に含まれています。レスベラトロールは抗酸化力に優れ、血液をサラサラにして生活習慣病の予防に有効に働く成分。急須に入れて熱湯を注ぎ入れてお茶としてどうぞ。有効成分を無駄なく取り入れることができます。


⇒記念日の食    ⇒11月の行事食レシピ    ⇒行事食は健康を維持する「食の知恵」


メニュー 所要時間 解説
11月11日 ピーナッツの日
ピーナッツおにぎり ビタミンEの摂取量が高まり、動脈硬化の予防が期待できる
20分 落花生はたんぱく質や脂質を主成分とし、ビタミンやミネラルをバランスよく含んでいる種実です。米の糖質と一緒に取ることで三大栄養素をバランスよく取ることができ、体力や免疫力の強化に働きます。ビタミンEが豊富なごま油で揚げることで、ビタミンEの摂取量が高まり、不飽和脂肪酸の酸化が予防され、動脈硬化の予防が期待できます。

⇒作り方


ピーナッツ味噌 悪玉コレステロールを除去し、脳の老化防止に働く
15分 落花生・味噌・ごま油が含有する脂質は、悪玉コレステロールを除去する不飽和脂肪酸です。高血圧・心臓病・動脈硬化などの予防に有効に働き、しょうがをプラスすると高血圧の予防効果がさらに高まります。落花生・味噌・ごま油のビタミンEが脳の老化防止に働き、ホルモンバランスを正常に保って更年期障害を和らげます。

⇒作り方


11月11日 チーズの日
クリームチーズとツナのカナッペ 皮膚や粘膜を強化して、眼に栄養を与える
10分 チーズのたんぱく質はアミノ酸組成に優れ、ビタミンAは皮膚や粘膜を強化して眼に栄養を与えます。ツナのEPAとにんにくの硫化アリルが血液をサラサラにして高血圧や脂質異常の予防に働きます。チーズに豊富に含まれるカルシウムが骨粗しょう症を予防し、良質なたんぱく質が内臓・筋肉・血液などの体のもとを作ります。

⇒作り方


チーズの2色じゃがいものお焼き 美肌作りが期待できる食べ合わせ
30分 チーズとじゃがいもは、チーズのビタミンAとじゃがいものビタミンCを取ることができるため、美肌作りに有効な食べ合わせです。チーズのビタミンB2が体内の過酸化脂質をできにくくして動脈硬化の予防に働き、肌荒予防に働きます。パセリやにんじんをプラスすることでカロテンとビタミンCがプラスされ、抗酸化力が高められて、より一層の美肌効果が期待できます。

⇒作り方


11月11日 鮭の日
生鮭の南蛮漬け 鮭のEPAが血栓予防に働く
20分(味を馴染ませる時間は除く) 鮭は血小板の凝集を抑える働きのあるEPAを豊富に含んでいるため、血栓予防効果が期待できる赤身魚です。ビタミンAを豊富に含んでいるため病気への抵抗力が高まり、ビタミンEが豊富な植物油で揚げることで、細胞の酸化が抑えられ若さ維持に働きます。にんじん・ねぎ・三つ葉を加えて、ビタミンやミネラル、食物繊維を補います。

⇒作り方


鮭の木の葉焼き 山椒をプラスして胃腸の働きを高める
15分 鮭は加熱すると消化機能が増進して気力が増す働きを持っています。胃腸の働きは粉山椒をプラスすることでさらに高まり、そのため体力強化が期待できます。鮭の赤い色はカロチノイド色素のアスタキサンチンで、抗酸化力に優れ、体内に吸収されるとビタミンA効果を発揮して粘膜や皮膚の強化に働きます。しょうが・あさつき・青じそで抗酸化力を高めます。

⇒作り方


11月15日 昆布の日
昆布と豚肉の煮物 豚肉をプラスして、昆布のヨウ素吸収率をアップする
30分 昆布はヨウ素(ヨード)を豊富に含んでいる海藻です。ヨウ素は甲状腺ホルモンの生成に不可欠なミネラルで、血中コレステロールを下げる働きがあるため、動脈硬化の予防に有効に働きます。豚肉と一緒に取ると、ヨウ素の吸収率が上がり、より一層の効果が期待できます。白滝の食物繊維をプラスして腸内環境を整え、便秘を予防します。

⇒作り方


だしがら昆布としいたけの佃煮 昆布の食物繊維が免疫力強化に働く
55分 豊富なミネラルや食物繊維を含む昆布は、その多くの薬効から「海の野菜」とも呼ばれています。食物繊維のフコイジンには免疫力を強化する働きがあり、アルギン酸には体内の余分な塩分を体外に排出する働きがあります。しいたけと一緒に煮付けることで高血圧や心筋梗塞の予防が期待できます。

⇒作り方


11月17日 れんこんの日
れんこんの揚げ煮 豊富なタンニンが消炎・収斂に働く
60分 れんこんの皮にはタンニンが豊富に含まれています。タンニンは熱を冷ます消炎作用と、血管や組織を収斂(しゅうれん)させる働きがあるため、止血作用に有効に働く成分です。また、鉄やビタミンB12も含んでいるため、貧血予防や産後の増血にも有効です。ほうれん草のビタミンCをプラスして、鉄分の吸収をさらに高めます。

⇒作り方


れんこん団子の辛子酢じょうゆ 豊富な食物繊維が悪玉コレステロール生成を抑える
20分 れんこんは食物繊維を豊富に含んでいる根菜です。食物繊維は便通を整えると同時に悪玉コレステロールの生成を抑える働きを持っています。れんこんには胃腸の働きを高める作用もあり、加熱するとその働きはより一層高まります。銀杏と白玉粉の糖質が体力強化に働き、酢を一緒に取ることで栄養成分の吸収が高まります。

⇒作り方



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撮影:中村太