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さやえんどう(莢豌豆) 別名:絹さや |
旬:6月〜8月 |
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エンドウの若ざやを食べる緑黄色野菜で、在来種は絹織物のようにやわらかい、あるいはこすりあわせると絹ずれのような音がすることから「絹さや」と呼ばれています。スナップえんどうも同種で、原産地は中央アジアから中東あたりといわれています。「豌豆」の「豌」の字は、つくりの「宛」が曲がった輪を意味し、「細く曲を描いた眉→美しい容姿」の意味を持っています。 |
●成分 |
たんぱく質と糖質が多い。ビタミン類ではビタミンCが特に豊富で、カロテン、B1、B2も多く含まれている。食物センイも多い。 |
●効能 |
ビタミンCはコラーゲン合成に欠かせない栄養素で、カロテンの皮膚や粘膜を丈夫にする働きと一緒になって、肌荒れやシミを予防する。ビタミンB群が糖質や脂肪の燃焼を助けて体内に脂肪が蓄積されるのを予防する。食物センイが便秘を予防し、コレステロールを体外に排出する働きがある。 |
●効果的な調理ポイント |
▽ビタミンCは水に溶けやすく、加熱に弱いので、ゆでる時は短時間にするとよい。ゆで上がったらさっと冷水に放し、余熱をすばやく取ってビタミンの損失を防ぐ。色止めの効果もある。
▽カロテンは油と一緒に取ると効果的なので、油炒めやごま和えなどの料理に向く。
▽収穫後も呼吸をしているので、冷蔵庫で保存するとよい。 |
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