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お天気アロマテラピー

お天気香るコラム

Vol.51

2014.03.17

~春分~

『春分』な季節

「日天の中を行て昼夜等分の時なり」
太陽が真東から昇り、真西に沈む日、『春分』。彼岸の中日で、あの世(西)とこの世(東)が、一年で最も近づくとされる日だそうです。いわゆる、この日を挟む前後7日間が、春の彼岸ということになります。春の彼岸のお供え物といえば“ぼた餅”(牡丹の花が咲く時季)。基本的に同じものでも、秋の彼岸は“おはぎ”(萩の花が咲く時季)と呼ばれます。ちなみに、桜餅も美味しい季節。余談ですが、この桜餅、関東はクレープ皮(小麦粉)、関西はもち米皮(道明寺粉)が一般的です。
春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨に、国民の祝日として制定された日でもあります。待ちに待った、木々の“鼻先”に春香を乗せる、“花咲”の季節の到来です。生き物たちは暖かく柔らかい日差しに、眠い目をしょぼしょぼさせながらも、空に向かって大きく背伸びをひとつ尖らせれば、それぞれの一年がスタートするのです。
いよいよ、年に一度の大イベント、百花繚乱の花祭り。桜の花もスタンバイOK!そろそろ一斉に咲き始める頃です。あなたのメールボックスにも、そろそろ今年度の花便りが届きます。

甘酸っぱい思い出を覗くファインダー、窓桜
春心と春風が駆け上る道、桜坂
それぞれの大空へと向かう滑走路、桜雲

春陽にふんわりとまどろむ桜色、薄桜
曇天にのんびりと寝そべる桜色、灰桜
月夜にぼんやりと立ち上がる桜色、桜鼠

背中で祝福の光を煌めかせる、桜鯛
尻尾で希望の水玉を弾ませる、桜海老
目蓋で夢の物語を燻らせる、桜貝

日だまりの記憶と華やぐ未来を繋ぐ、桜結び

『春分』な季節のアロマテラピー

春分とは、秋分と同じく、光と闇の時間がほぼ半々になる日。(実際には、昼の時間の方がほんのちょっとだけ長くなっており、昼と夜がちょうど半分になるは、この春分の日の数日前ということのようですが…。)この日を境に、少しずつ太陽の支配する時間が長くなっていくのです。
この時季は、いわゆる“三寒四温”の頃でもあります。春本番を思わせる暖かい日がやってきたかと思えば、前日に比べて10℃以上も気温が下がるような肌寒い日もやってきます。こちらも寒さと暖かさがほぼ半々になる日といえるのではないでしょうか。とはいえ、やはりこの日を境に、太陽が顔を出す時間と同様、暖かい日が現れる機会も次第に増えて、景色は華やいでいくのです。
そんな溢れ出す光の季節、芳しき花の季節を向かえるにあたり、冬季に染み付いた心身のくすみを取って、明るい“桜”色の“モチ”肌を連れてお出掛け!ということで、春のクレイパックをご提案。

明るい桜肌を咲かせる、“花咲か”クレイパック

[使用材料][1回分] 
・クレイ<モンモリオナイト>大さじ2 
・植物油<ホホバオイル>小さじ1/2
・フローラルウォーター大さじ2<ネロリ、またはラベンダー> 
・ローズパウダー小さじ1
・精油1滴<ローズオットー1滴、またはカモミールローマン1滴>

ローズオットー 
(^-^)…春の花祭りにふさわしい、華やかさ抜群なフローラルの香り。まさに、幸せの花が咲きほこるような、心と身体に明るさを届けてくれる精油。スキンケアに優れた力を発揮してくれる。
カモミールローマン
(^-^)…生まれたてのグリーンの爽やかさと、甘い春の息吹を漂わせるような、心地よいフローラルの香り。デリケートで荒れがちなお肌のスキンケアに向いている精油。

[作成手順]
① モンモリオナイトとローズパウダーを乳鉢に入れてヘラで混ぜ合わせ、そこにフローラルウォーターを加えて、そのまま少し馴染ませる。
② さらによく混ぜてペースト状になったら、ホホバオイルを少しずつ加えて練り合わせる。
③ 最後に精油を垂らして、馴染むようによく練り合わせる。
※その都度、程よい硬さになるよう、フローラルウォーターやホホバオイルで調節して行うとよい。

[使用上の注意]
・基本的に、妊婦・授乳婦・子ども・皮膚炎(敏感肌含む)・高血圧・癲癇・腎臓疾患・肝臓疾患・心臓疾患・アレルギー・喘息・高齢者などの方は、精油の使用には十分な注意が必要である。事前に確認し、場合によっては使用を控えること。
・色や香りの染みつき、汚れには十分注意すること。
・精油原液が肌に付かないように注意すること。(万が一ついた場合は、大量の水で洗い流す。)
・異常を感じた時は即使用を中止すること。(必要であれば医師の診察を受ける。)
・適度な換気を心掛けること。
・アロマテラピーは自己責任の原則で行うこと。
・洗浄後、水分をよく拭き取ったら薄く塗り広げ、そのまま少し放置した後、ぬるま湯で優しく洗い流して使用。
・使用後はクリームやローションで整える。・あらかじめ少量でパッチテストする。

2014.03.17 掲載


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