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お天気アロマテラピー

お天気香るコラム

Vol.14

2013.07.01

~小暑~

『小暑』な季節

「大暑来れる前なればなり」
暑さのボリュームが次第に上がり、ハートのボルテージもいよいよ空高く突き抜けていく季節。
真夏が今にもはち切れそうな昼空には、太陽が張り上げるサンシャインパワーポップなカラフルサウンド。キレキレな熱いギターが放つ光の弾丸で、ダラダラと寝転がるベタ雲を乱れ撃ちます。
真夏の誘惑が香り始める夜空には、セクシーな漆黒にくるまれながら、怪しく浮かぶ3つのシャープな瞬き。大きく三角形に見開いた、猫の瞳から飛ばすレーザービームで、暗闇に沈んだ雨原を突き刺して穴を開けます。

とろけるシルクで紡がれる、しなやかなライアーの調べ
天高く吸い込まれる、香り立つベガのメロディーライン
ひそやかに耳をすり寄せる、機織りの娘が一人

止めどなく注ぎ込まれる、騒がしいサイダーの清流
弾け飛ぶうぶな水玉と、はしゃぎだす無邪気な水泡
暗闇に磨かれて、浮かび上がる天の川が一筋

研ぎ澄まされた爪を忍ばせ、切り込むイーグルの勇姿
垂直に振り下ろす、エッジがきいたアルタイルの眼光
鋭利な力に憧れる、牛飼いの男が一人

「暑」さに飛び散る汗玉が、夜空で転がる「小」さな“輝跡”

『小暑』な季節のアロマテラピー

梅霖が生い茂る季節も、いよいよクライマックス。この日のためにウェイトトレーニングを積んできた太平洋高気圧は、力こぶを見せつけながら、梅雨前線のバーベルをグイグイと持ち上げ、ギラギラ煌めく紙ふぶきが舞い散る中、太陽の祝福を全身で浴びるのです。そんな長雨シーズンのフィナーレを突きつけられた鈍雲も、最後の抵抗を見せます。顔をクシャクシャに歪めて大泣きし、滝のような汗と涙を乱れ落とすのです。そんな両者のせめぎ合いの下では、“ムシムシ”が絶好調。“イライラ”も最高潮。私たちにとっては、うっとうしい時季となります。
灰雲の涙が涸れて、白雲へと洗われる頃、太陽ははしゃぎながら踊り始めます。その時まで、お天気アロマで爽やかに乗り切るために、こちらのルームフレグランスミストをお試しくださいませ。

笹の葉をサラサラ撫でる、涼香なそそ風

[使用材料]
精製水 45ml
無水エタノール 5ml
精油 10滴以下<ユーカリ4滴・メリッサ6滴>

ユーカリ
(^-^)…炭酸が弾けるソーダ水のような、涼しげで透明感が気持ちいい、スーッと鼻を突き抜ける香り。蒸し暑さにグルグル巻きにされ、イライラに支配されてしまった心身を、スカッと一気に開放してクールダウンさせてくれる精油。

メリッサ
(^-^)…ミツバチが飛び交う一面のハーブ畑に、空からレモンをギュッと一搾りしたかのような、フレッシュ感が駆け抜ける香り。鈍色の息詰まる世界に征服され散らかってしまった感情を、優しくコントロールし安定化させてくれる精油。

[作成手順]
1 無水エタノールに精油を垂らし、ガラス棒でかき混ぜる。
2 精製水を加え、さらによくかき混ぜる。
3 遮光ガラススプレー瓶に移し、ラベル(作成日、レシピ)を貼る。

[使用上の注意]
基本的に、妊婦・授乳婦・乳幼児・高齢者・敏感肌・高血圧・癲癇・腎臓疾患・アレルギー・喘息などの方は、精油の使用には十分な注意が必要である。事前に確認しておくこと。
原液が肌へ付かないように注意すること。(万が一ついた場合は、大量の水で洗い流す。)
長時間の使用は控え、適宜、換気を行うこと。
異常を感じた時は、即使用を中止すること。(必要であれば医師の診察を受ける。)
匂い移りが気になる場合には注意が必要。
冷暗所保存、使用期限は約2~3週間(早めに使い切る)。
アロマテラピーは自己責任の原則で行うこと。

2013.07.01 掲載


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