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お天気アロマテラピー

お天気香るコラム

Vol.8

2013.05.20

~小満~

『小満』な季節

「万物盈満すれば草木枝葉繁る」
初夏のピチピチな空からほとばしる、フレッシュで眩し過ぎる“痛快小満パワー”。そんな目の奥にまで染み渡る、痛気持ちいいエネルギーを浴びたなら…、植物たちは、枝葉のアンテナをグイグイと伸ばして振り乱し、生命の感度を一気に引き上げます。動物たちは、注ぎ込まれたその力を惜しげもなく解き放ち、天高くシュララと打ち上げます。
小満に腰かけて、満悦の表情を浮かべる神様は、様々な生き物たちに、みなぎる活力をもたらします。与えられたキラキラ光るエネルギーの勲章を胸に、生き物たちは勢いづき、加速度を増して突っ走るのです。
皐月に舞い降りる新鮮で輝きに満ちた光と風が、新たなステージへと進むべき道を照らし、力強く背中を押してくれる頃。生命力に満ち溢れ、恐れることを知らずに、上へ上へと突き進む季節こそが『小満』です。

ピッカピカに磨かれた、グランドの芝生
ムクリムクリと立ち上がる、歓声のトルネード
太陽に吸い込まれる、彗星の如き満塁ホームラン

ホロホロとこぼれ落ちる、太陽の雫
ハラリハラリと受け止める、ブリキの洗面器
木漏れ日の奇跡に洗われて、現れる満面の笑み

シャランシャランと飛び散る、笑顔の水しぶき
ヒュルリヒュルリと、光の粒とじゃれ合いながら
満天の歓喜を潜り抜ける、七色の陽気なパレード

小さく光るパズルピースで満たされて、描かれるピースサイン

『小満』な季節のアロマテラピー

小満の時季、実は沖縄地方においては、全国に先駆けて早くも梅雨入りを向かえます。現地には「小満芒種<スーマンボース―>」という梅雨を表す言葉があるくらいです。私たちの暮らしは次第に蒸し暑さにくるまれ、半袖で過ごせる日も増えてきます。
徐々に湿気が漂い始め、潤いに満ちる季節の入り口に立つ頃には、カビや虫たちの生活にも活気が満ち溢れるようになります。カビや悪臭への対策とともに、歓迎できない虫たちへの対応も必要となってくるわけです。
梅雨前線がウロウロとその姿を現すようになり、カビや虫たちがワイワイと騒ぎ始める季節を迎えるにあたって、アロマで楽しみながら準備を整えてみてはいかがでしょうか。

「小満芒種<スーマンボース―>」に振りかける爽快アロマ

[使用材料]
プチ封筒 1枚
カット綿<厚め> 1枚
精油 <シダーウッド4滴・シトロネラ3滴>

シダーウッド
(^-^)…森に抱かれているかのような温かみに、ほんのりとした甘さと微かなシャープさを、さり気なく忍ばせるウッディ―系の香り。防カビや防虫に力を発揮し、デオドラント効果にも期待ができる、クローゼットのお守り精油。

シトロネラ
(^-^)…生き生きと輝く葉のグリーンに、シトラスのフレッシュ感をサラッと乗せたような香り。悪臭やカビの発生を抑制してくれたり、虫除けのキャンドルにも使用されたりと、夏に大活躍する精油。

[作成手順]
1 手に付かないよう注意しながら、厚めのカット綿に精油を垂らす。
2 しっかり精油が染み込んだら、プチ封筒に入れる。
3 引出しやクローゼットなどに忍ばせて、芳香を楽しむほか、防虫・防カビ・防臭にも期待。

[使用上の注意]
基本的に、妊婦・授乳婦・乳幼児・敏感肌・高血圧・癲癇・腎臓疾患・アレルギー・喘息などの方は、精油の使用には十分な注意が必要である。事前に確認しておくこと。
精油が染み出る可能性があるため、汚れが移らないように十分注意すること。匂い移りが気になる場合にも注意が必要。
原液が肌に付かないように注意すること。(万が一ついた場合は、大量の水で洗い流す。)
異常を感じた時は、即使用を中止すること。(必要であれば医師の診察を受ける。)
アロマテラピーは自己責任の原則で行うこと。

2013.05.20 掲載


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