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お天気アロマテラピー

お天気香るコラム

Vol.7

2013.05.13

~蛙始鳴・蚯蚓出・竹笋生~

『蛙始鳴・蚯蚓出・竹笋生』な季節

光がエネルギーを勢いよくばら撒く空の下、ピカピカの命が大地に顔を出し、音符を転がしながら力強く歌い始めるフレッシュな季節。そんな生命力に溢れた表情を切り取って描かれているのが、“立夏”に乗っかった七十二候である『蛙始鳴・蚯蚓出・竹笋生』の風景です。
今年も何処からともなく聞こえてくるカエルの声。次第に競うように歌い始めます。“カエルが鳴き始める”風景、いわゆる「蛙始鳴<かわずはじめてなく>」の時季です。
そして、温かい土のベッドから、眠たそうに寝ぼけた顔を覗かせるミミズ。“ミミズが地上に這い出てくる”風景、つまり「蚯蚓出<みみずいずる>」の時季になります。
さらに、大地をつつくように三角頭をいからせるタケノコ。あっという間にその背を伸ばします。“タケノコが次々と生えてくる”風景、これが「竹笋生<たけのこしょうず>」の時季になるのです。
光に誘われて、みんなが表にひょっこり顔を出す季節です。ウキウキする出会いを求めて、いざ出発!

ふんわり甘い名残り香に、鼻を寄せるセンチメンタルなカエル
薄暗い喉の奥には、忍ばせた古い引き出し
取り出したるは、光輝を祝福する歌『陽光讃頌』の楽譜

二度寝の彼方で開かれた窓から、ようやく顔を出すミミズ
閃光を柔らかい細胞に、思い切り浴びたなら
一瞬で目を暗ませる魔力に、やっぱり開けられない小さな瞳

青光に導かれて高く伸びる、緩やかな螺旋階段
構わず真っ直ぐに突き刺して上る、せっかちなタケノコ
飛び出した鼻先に、舞い落ちる淡彩の花びらが一欠片

日出国で鳴らされる、ある夏の目覚まし時計

『蛙始鳴・蚯蚓出・竹笋生』な季節のアロマテラピ

梢の空から滑り降りる光の子どもたち。なよやかな風にシャララと揺られながら、弾ける青い香りの上で、目一杯にはしゃぎ回って遊びます。まさに、生命を輝かせる光の“旬”を向かえるのです。
そんなベルリラの音色を撒き散らすかのようなキラキラとした眩さに、偽りなき青さを乗せて爽やかに流れる風をイメージした5月のアロマを、ウェザーアロマセラピストがお薦めする、季節のイメージフレグランスコレクション第2弾!!としてご紹介しましょう。

光の隙間をすり抜ける青き薫風 <5月のイメージフレグランス>

[使用材料]
オイルウォーマー 1機
精油 <サイプレス1滴・スペアミント1滴・ライム1滴>
※滴数は各機器の取扱い説明書に準ずる。

サイプレス
(^-^)…新緑のアーチの下を、木漏れ日のガラス玉を蹴飛ばしながら、森林浴を楽しむようなイメージの香り。心も身体もシャキッとリフレッシュさせてくれる精油。

スペアミント
(^-^)…・生き生きとした若葉を、穏やかに撫でる爽やかな風のような、スッキリとした爽快感の中にも、柔らかく優しい甘さを漂わせる香り。重くなった心や身体をスーッと軽くしてくれる精油。

ライム
(^-^)…キラキラと弾む日射しのようなフレッシュ感抜群なシトラスフレーバーに、皐月の青い薫風を吹かせたような香り。キリリとしたシャープさで、心身を持ち上げてくれる精油。

[作成手順]
1 オイルウォーマーをセットし、水を張った上皿に精油を垂らす。
2 キャンドルに火を灯し、上皿の下から精油を温める。
3 香りを拡散させるとともに、キャンドルの炎による視覚的な癒し効果にも期待できる。

[使用上の注意]
基本的に、妊婦・授乳婦・乳幼児・敏感肌・高血圧・癲癇・腎臓疾患・アレルギー・喘息などの方は、精油の使用には十分な注意が必要である。事前に確認しておくこと。
原液が肌に付かないように注意すること。(万が一ついた場合は、大量の水で洗い流す。)
長時間の使用は控えること。
異常を感じた時は、即使用を中止すること。(必要であれば医師の診察を受ける。)
基本的に取扱い説明書の使用法に従い、火気にも十分注意して使用すること。
アロマテラピーは自己責任の原則で行うこと。

2013.05.13 掲載


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