スマートフォンサイトを見る

お天気アロマテラピー

お天気香るコラム

Vol.31

2013.10.28

~霜始降・霎時施・楓蔦黄~

『霜始降・霎時施・楓蔦黄』な季節

心の隙間にひんやりと染みる寂しさが、柔らかな胸にちょっぴり沁みる、霜の花が開き始める頃。漂う哀愁は秋を成熟させて、季節にほっこりと美しい色を付けてくれます。まずは、そこに転がる3つの輝く時節を覗いてみましょう。
流れる星のスピードに貫かれるシャープな夜に結ばれて、昇る太陽のスピードで弾け飛ぶフレッシュな朝にほどかれる、“初霜”の見せる潔さ。「霜始降<しもはじめてふる>」時の見せる潔さ。
冷えた雨顔で懐へ潜り込み、無邪気に爪を立てたかと思いきや、爽やかな晴顔でさらりと腕をすり抜ける、“初時雨”の見せる鮮やかさ。「霎時施<こさめときどきふる>」時の見せる鮮やかさ。
白き風の渦巻きに吹きくるまれ、冷たい夜の息づかいで研ぎ澄まされて、次第に浮き彫りになっていく、“初紅葉”の見せる艶やかさ。「楓蔦黄<もみじつたきばむ>」時の見せる艶やかさ。
潔く、鮮やかで、艶やかな一瞬の煌めきに酔う、そんな季節を迎えます。

地平線へと響く静寂に、産毛を立てる若霜
こめかみへと響く風笛に、鳥肌を立てる熟葉
ヒャンと震えて“落ちる”もの、秋昊の落し物

茜に焦がれる影法師と、黄昏ミカンのつるべ落とし
茜色のマイナーチャイムと、黄昏色のため息3つ
ヒョンと不意に“落ちる”もの、秋夕の落し物

夜湖を滑る流星群、天橋を渡る銀河鉄道
夜長に咲く噂話、星原で瞬き弾ける泡話
ヒュンと流れて“落ちる”もの、秋夜の落し物

鮮やかに儚く香る“フォール”

『霜始降・霎時施・楓蔦黄』な季節のアロマテラピ

11月3日は「文化の日」。日本国憲法が公布された日で、憲法が“自由と平和を愛し、文化をすすめる”ことを根本としているため、これを意味合いにこの日が制定されたそうです。ちなみに、実はこの日が、「アロマの日」であることはご存じでしょうか?某協会が、“自然がもたらす香りの効用を認識し、感謝し、祝福すると同時に、アロマテラピーを日本の文化として定着させたい”と、文化の日に当たるこの日を、アロマの日と定めたそうです。さらに、この日は一般的に「晴れの特異日」とも言われます。秋の爽やかな高気圧に覆われて、清々しさ抜群の気持ちいい秋晴れとなる確率が特に高い日です。普段、気が乗らないお勉強も、ついつい進んじゃう(?)陽気といえるでしょう。
そんな11月3日には、改めて文化に(香りの文化にも…)目を向け見つめ直し、文化の進展を図るべく、ちょっぴりお勉強を始めてみてはいかがでしょうか。この度は、勉強の秋をさらに充実させるため、集中力を高めてくれるアロマテラピーをご提案します。

意識をクリアにして難問をクリアする、クリーンアロマ

[使用材料]
ハンカチ or ティッシュペーパー 1枚
精油 <ローズマリー1滴・バジル1滴>

ローズマリー
(^-^)…目の覚めるような爽快感が突き抜ける、ハーブの香り。キレキレのクールな香りが頭を刺激して、記憶力を高めることで、勉強の秋をさらに実りあるものにしてくれる精油。

バジル
(^-^)…爽やかなスパイシーさの中に、ほんの少しだけ滲ませる甘さがスタイリッシュな、ハーブの香り。慣れない勉強で霞んでしまった意識の輪郭を、はっきりと浮かび上がらせ、集中力を改善させてくれる精油。

[作成手順]
1 ハンカチやティッシュに、精油を垂らす。
2 ハンカチやティッシュについた精油の香りを嗅ぐ。
3 クリーンなアロマでスッキリ気分転換、集中力を改善。

[使用上の注意]
基本的に、妊婦・授乳婦・乳幼児・高齢者・敏感肌・高血圧・癲癇・腎臓疾患・アレルギー・喘息などの方は、使用を控えること。
原液が肌へ付かないように注意すること。(万が一ついた場合は、大量の水で洗い流す。)
適度な換気を心掛け、長時間の使用は控えること。
色や香りの染みつき、汚れに注意すること。
異常を感じた時は、即使用を中止すること。(必要であれば医師の診察を受ける。)
アロマテラピーは自己責任の原則で行うこと。

2013.10.28 掲載


PC用サイトを見る

Contactお問合せ

PC用サイトを見る

気象情報Weather Information
健康予報BioWeather
生気象学についてAbout BioWeather
コラムColumn

スマートフォンサイトを見る

ページ上部へ
Page
Top

Menu